2005年7月29日

【映画感想】トロイ

 
トロイ

(2004)
出演:ブラッド・ピット オーランド・ブルーム エリック・バナ ダイアン・ クルーガー
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
公式サイト http://www.troy.jp/


たった一つの愛が戦いを引き起こした。運命のため、 愛のため、名誉のため…それぞれの思いで、男たちは命を懸けて戦地へと向かう。古代ギリシャで実際に起きたといわれる「トロイ戦争」を、ブラッド・ピット、オーランド・ ブルーム共演で壮大なスケールで描くスペクタクルアクション。


 

こんのっ・・・・・・バカ王子がぁぁぁ!!

私の感想としては、それで始まりそれで終わった・・・・・・。
ヘクトルの、そしてアキレスの英雄的行為や愛の物語も、パリス王子のバカっぷりととんでもっぷりの前ではかすんで消えた。
見て、思い出すのはパリス王子のバカっぷり。そして、その王子への兄バカっぷり、親バカっぷり。

「愛は素晴らしい!」・・・・・・結構。
でも国より尊い愛の前で、散って行った兵士の命、遺された家族の哀しみのことを考えると、やっぱり「バカ王子!」 っていいたくなるんだよなぁ。
「国」や「家」が大事の日本とかじゃ、考えられないよなー。あんなの。

がまんしろよっ!

でも、そんなパリス王子も、バカっぷりというか情けなさっぷりが本当に見事で、あんな「うるうる」した目で「守ってくれますか?」 とか言われたら、にいちゃんも「うん」としかいいようがねぇだろうなぁ。
末っ子はかわいいぜ。
あの、お兄ちゃんの足にしがみつくシーンも、かえって可愛すぎた。あれ、オーランド・ブルームだから、 反感があの程度で済んだような気がする。
他の役者だったら、もっと「バカ王子」度が増えたと思う。そう思うと、オーランド・ブルームってすげぇ。

まぁ、そんな私的に「バカ王子」に気をとられて、あんまり印象にないトロイのストーリーだけど、よい部分もあったよ。

ヘクトルとアキレスの決闘とかね。
アキレスがヘクトルを引きずっていくのを王様がすごい悲しい目で見ているんだけど、たまらないシーンでした。
そして、あの瞬間から一気に老け込んだ王様の息子への愛が、この映画で一番(納得して)受け入れれた「愛」だったと思われます。

あとは、オデュッセイアがかっこよかったねー。後で気づいたよ。ショーン・ビーンだったって。ああいう役も似合うようになったわねぇ・ ・・・・・。(ロード効果?)

んでもって、エンディングさえ、バカ王子に締めくくられる・・・・・・。
必死なのはわかるけど、あれじゃなんとも。パリス王子、最後までいいとこナシだなぁ。
そして、このためにオーランド・ブルームを起用したのかと思わせられる弓っぷり。

・・・・・・・なんか、久々に突っ込みどころ満載の映画を見たなぁ。

あー。でも衣装とか背景とか、トロイの王様や軍人や神官があつまるところの美しさとかは、堪能しました。

trackbacks

trackbackURL:

comments

comment form
comment form