- 2005年10月13日 00:17
- 04:映画のコト
2004年/フランス
監督:
アニエス・ジャウィ
出演:
マルリー・ベル、ローラン・グレヴィル、カイン・ボーヒーサ
有名大作家を父親に持つロリータは、 太目の自分を気にしている。会父の新しい妻はとてもスレンダーな美女。また、それが自分のコンプレックスを刺激するんだ。 ボーイフレンドだって、自分ではなくて父親目当てなんじゃないかと疑ってばかり。頑張ってる歌だって、だーれも気にしてくれないし・・・・・ ・。ロリータの歌の教師は売れない作家の夫にもってる。ロリータのこと、嫌だったけど父親が有名作家だとしって夫のために、 彼女の講師を続けることにした。最初は嫌だったロリータのことも、一緒にいるうちにだんだん親身になれるようになってきて・・・・・・。
みたいなお話。
タイトルがかわいいでしょ。
「みんな誰かの愛しい人」。
ちょっと最近「愛しい」なんて感情忘れている私に、必要な映画なんじゃない? とか思って見出したけど、実際は「イタタタタ」な映画だった。
いや、内容じゃなくて、私的に、だ。
みんなどこか見覚えがあるぞ。
フランス映画って結構日常的な空間を映画にすることが多いと思う。そのマッタリ感をどう楽しめるかで「面白い」
「つまらない」に分かれるんだと思うんだけど・・・・・・本当に登場人物が「身近」すぎて、かえって「イタタタタ」だった。
「自己中心的」有名作家の父親。「コンプレックスの塊」な主人公。「自分の体系気にしてダイエットダイエット」の継母。「ちょっと計算高い」
歌の先生。「自分は悪くない!」の友達。「神経質」な作家さん。
あー。わかるわかる。どれもちょっとずつ、「私」の要素。
やっばー。私ってこんなんなのー!? みたいな気持ち。
特に、「ロリータ」。私はあそこまで「卑屈」ではないけど、気持ちは痛いほどわかる。
だけど、セバスチャンに対する態度はあんまりだー!! って、似たようなことを昔友人にしたけどね・・・・・・。ああ、ロリータ。ますます、
私、親近感もっちゃうわー!
目ぇ覚ませ!!
といっても、もうほとんど人生形成されちゃった「自己中」
父はムリだとしても・・・・・・。
ロリータのあのキャラは、本当に身近すぎてつらかったよ。とくに「恋愛」がらみのセバスチャンに対するあの振り回し方は、どーよ。
マチューが来ないから誘ったのに、セバスチャンが肩に手を回したら「触らないで!」。
そんでもって、マチューがパーティするよーって言ったら「わたしはいきたいな。あなたはいかないの?」。
マチューに振られたら、セバスチャンに泣きついて。ええええええー!! みたいな。
君、甘え方上手いね(笑)
つか、フランス人だから? ちゅーも挨拶だからかー!!
謝らないフランス人
しかし、
この話。日本人なら成立しない話だなぁとも思った。
謝るもん。心になくとも、その場をしのげるなら謝れるもん。
フランス人、謝らないね。
「のだめカンタービレ」でもそんなシーンがあったけど、本当にフランス人って謝らないなーってあるいみ感心したよ。
でも、あれだよ。ロリータがかわいそうなのは、あの父親だからだよね。
かなり無神経な父親。ロリータもひねるわ、そりゃ。父親は父親なりに、悪気なくロリータを愛しているんだろうけどさー。それも分かるだけに、
なんともいえないけど。
ロリータはもっと父親に「怒って」よかったと思うわけよ。まぁ、あの父親だから・・・・・・あ、でも、ちょっとは反省の趣が出てたかな。
最後の方。
ま、一番かわいそうなのは「セバスチャン」だ。
苦労するぞー。いい人だから、苦労もいとわないかもしれないけどー。
とりあえず、最後は最後なりだったし。
なんか、本当に自分を振り返ってしまう映画でした。
「みんな誰かの愛しい人」。
その邦題は、うまい。けど、痛い。イタイのだ。
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