2007年5月23日

【映画感想】「ネバーランド」はどんなところですか?

ネバーランド(2004)

出演: ジョニー・デップ, ケイト・ウィンスレット, ダスティン・ホフマン, フレディ・ハイモア
監督: マーク・フォースター

あらすじ
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   劇作家ジェームズ・バリが、未亡人シルヴィアとの出会いをきっかけに、名作「ピーター・パン」 を書き上げるまでを描く感動作。1903年のロンドン。新作の芳しくない劇評や、妻とのぎくしゃくした関係に悩むバリは、 シルヴィアと4人の息子たちとの交流に安らぎや生きる喜びを覚えていた。 父の死を心の傷としている三男のピーターに書くことのすばらしさを伝え、病気を抱えたシルヴィアを気遣うバリ。やがて舞台「ピーター・パン」 は初日を迎えるが…。
(斉藤博昭)

いい映画を観たなぁ・・・・・・と純粋に思えました。
冒頭のバリの「不作」劇を通じての「純粋に劇を楽しめなくなった大人たち」と、最後の「ピーターパン」の劇を通じての 「まだ劇を楽しむことのできる大人たち」とか。それだけでも、いろいろと考えてしまいました。「評価」 を通じてしか判断できなくなってしまってはいけないなぁと。そう思うと、バリの用意した「25席」は、大人たちからそういう「批評」 とかそういういつしか作り上げてしまった「めがね」を外す配慮だったのかなと思ったり。

そして、シルヴィアと4人の息子達との交流。特に「ピーター」の揺れ動く思いに切なくなってしまった。

でも、放っておかれた妻は、やっぱりかわいそうだなぁと思う。

あと、素晴らしいと思ったのは「想像」と「現実」の混ざり方。後半では劇「ピーターパン」と「現実」が上手に重なって。 特に最後の最後。現実と「ネバーランド」が重なったところは、もう涙がボロボロでしたわ。綺麗で、そして、 その重なりがいろんな心象風景になってるんだろうなぁと。

まぁ、一番好きなのは、あの「ピーターパン」の名シーン。ティンクが死にそうになったときに、真っ先に「あの人」 が拍手し始めたところ。いやー。あれはかわいいし。それに、やっぱりいつまで経っても人はそういう「純粋に楽しめる心」 ってのを持っていられるのかなと思ったよ。「あの人」は「あの人」なりに、精一杯いろんなことを考えて接してきたんだよね。 悪い人じゃないんだよね。と思うと、さらに切なし。

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